LEAF SPYの恐ろしさ

毎日使っているLEAF SPYですが、ITの専門家としてちょっと危険を感じたので書こうと思う
(ちょっと難しい話です)

 車をカスタムするのは、楽しい事です。 私も好きなので、こうしてネット交流会をやっています。
 昔はまだ機械としての、車いじりだった。 たとえば ホイールを変えたりとか、
 マフラーを変えたりとか。 目に見えて、触れる事が出来たので、まだ直感とか経験で
物事を把握できた。 しかし、コンピュータ化が進んだ現在の車は、ブラックボックスが
ありすぎて、見た目で判断できない事が多くなりすぎた。

 このLEAF乗りの間で流行っている、LEAF SPYとELM327は、
目に見えない危険が含まれている事を、一応言っておこうと思う。

 いまアマゾンなどで、格安で売られているODB2のアダプターは、正規品ではありません。
 ELM327のチップを中国で勝手にコピーされたものを使用しています。
 このコピーは短にELM327の技術を盗作し、利益を搾取する目的なだけであれば、
われわれ利用者に害はありません。 むしろ安いから飛びつく。

 みんさんは、このアダプターが、短に情報を読み出すだけの装置と思っているかもしれませんが、
車両側に書き込みも出来ます。 現に、LEAF SPY プロでは、車速ロックの設定ができるのは
ご存知かとおもいます。 これが書き込みにあたります。 ディーラーで時々やるリプロも
この通信で行われています。 

 このような、書き込み可能の部分は、車両コンピュータ(BCMやECU)の一部に制限されています。
メーカーも最高機密です。重要な部分ほど簡単には書き込めないようにしています。 
 しかし、もしハッカーが車両に不具合を出させたり、始動できないようなコマンドを見つけたりしたらどうなるでしょうか。
 それらのコマンドを含んだアダプターやアプリを世の中にこっそり出すかもしれません。

そして、愉快犯的に車を故障させたり、個人が特定出来れば、
「車をロックした 解除したければ、金を払え」といったメールを送りつけてくるかもしれません。

もうそうなったら手遅れです。 アダプターを外しても、復活はしません。 BCMやECUを丸ごと交換しないと
車は復活しないでしょう。 車載コンピュータは高いですので、私なら正規の値段よりちょっと安い金額を
請求するでしょうね。 こうなったら、敵に払うほうが得になってしまいます。 もちろんメーカーも故障としては
対応してくれません。

 いまのところ、そういった被害は出ていないようですけど、今まさに始まっているかもしれません。
でも、この手のリスクは、ほとんど、確率論です。
大々的に被害をだすと、すぐ対策がとられるので、悪意のある人は、こっそりやります。
それにあたってしまった人は、泣き寝入りです。

 そう考えると、怖いものが世の中にはいっぱいありますね。 たとえば、この前も買いましたが
100円ショップで売っている、メモリカードのリーダー。 あんなのでも簡単にウィルスを仕込めます
そんなの仕込まれたって、100円ショップの仕入れ担当がチェックできるはずもありません。
 リーダーとしてきちんと動作すれば、それでOKなんですから。

 なんか、話が脱線しましたが、今の世の中のコンピュータは、そんな感じで動いてますので
使う以上は、どんな被害が出ても最後は泣き寝入りの覚悟だけは、持っていてください。