I-Keyシステム故障について

電気で元気さんのI-Keyシステム故障のブログを読んで、
ときどき、他の方もこのI-Keyシステム故障が出るようなので、
ちょっと電気に詳しい私から解説を書いておきます。

 I-Keyシステム いわずもがな、日産のインテリジェントキーシステムの事です。

鍵がら発せられる、微弱な電波を車両側が受けて、エンジンの始動をするものです。

このキーのすごいところは、電波がどこから出ているのか、 また他のキーと
干渉しないように出来ている事です。

 鍵から発せられた電波は、車側のアンテナで受信しているのですが、みんさんは
このアンテナが何本あるか、ご存知ないでしょう。

 正確に数えてないですが、たぶん10本くらいあります。

 4枚の各ドアの中と ダッシュボード センターコンソールあたり。 リヤシートあたり ハッチバック ボンネットなど

 このアンテナで、本当に微弱な鍵の電波を拾っています。 

 そして、この各アンテナに入ってくる電波の強弱で、鍵が車の中にあるのか、外にあるのか
判定しています。

 さて、そんな繊細なアンテナですから、 変な電波が入ってきたり、1つでもアンテナが断線すると、
すぐに、I-Keyシステム故障になります。 

 ドアスピーカを変えた人なら経験あるかもしれませんが、
バッテリーを外さないで、ドアのハーネスを外すと、BCMがそれを検知し、I-Keyシステム故障を出します。

 同じく、変な電波にも弱いシステムです。

 I-Keyシステムは、314.85MHzの電波を使っています。 電波は同じ周波数のほかに、
倍数の周波数と干渉する性質があります。

 ラジオのJ-waveにCB無線が入りやすいのも、81.3MHZが
丁度CB無線の27.1MHzの3倍の周波数だからです

 bluetooth の周波数は、2.4GHzと かなり高いので干渉が起こりにくいですが、
粗悪な回路だと、変な電波が出て、 I-Keyシステムに影響を及ぼす可能性があります。

 今回の電気で元気さんのケースは、ハードの個体差から発生した漏れ電波が、
運悪くI-Keyシステムに干渉してしまっているのではないかとおもいます。
 もしかしたら、アダプターをアルミホイールで包んで、アルミホイールをGNDに落とせば、
収まるかもしれません。  そうすると、bluetooth も繋がりにくくなりますけど。。

 他にも、出先でI-Keyシステム故障が出た方がおられますが、その場所場所で特有の電波がありますので、それが
車両のアンテナに入りこんで、一時的にエラーを出しているだけのケースがほとんどだと
私はおもいます。
 ハード的に何かが故障してると勘違いしやすいですが、表示が消えれば特に気にする事は
ありません。

 以上は、あくまで私見です。