AWS

Amazon AWS のトラブルシューティング。困ったときの対処法

AWSを使い始めると、いろいろと困った事が出てきます。

今回は、良くある困ったと、その対処法を紹介していきます。

作ったはずのインスタンス(仮想マシン)が消えた! インスタンスがいなくなったらココを見て。

AWS初心者あるあるですが、昨日まで使っていたインスタンス(仮想マシン)がコンソールから消えた!という事があります。

インスタンスのタブをクリックしても、

これは、リージョンです。 右上のリージョンを見て下さい。

リージョン(AWSのデータセンターの場所)のプルダウンが、別の場所になっている事がありますので、よく確認しましょう。

AWSが重い。まったく反応しないくらい遅くなったときの対処

昨日まで、さくさく動いていたAWS。けど、今日はデスクトップが開くまで時間かかった!。あれ?エクスプローラーも開くのに、すごい時間かかるし、ブラウザも反応しない。

そういう状況に陥ったら、コンソールから、CPUクレジットを確認しましょう。

インスタンスからモニタリングを押します。

右側のスクロールバーをしたのほうに送ると、CPUクレジットという項目があります。

このCPUクレジット。MAXは150ですが、10以下しかなかったら、あなたのマシンは瀕死状態です。

 

CPUクレジットってなに?

じつは、このAWS活用シリーズでCPUクレジットに触れるのは始めてなので、初耳になるとおもいます。 実は、AWS無料枠で使える、EC2のインスタンス、t2.micro(サーバのスペックの事)は、無制限でCPUパワーを使えません

CPUパワーを使うと、CPUクレジットが消費され、0になると、CPUパワーが制限されます。

スマホでいうところの、ギガを使い切ったら、通信制限がかかるのと同じです。

えー?!って驚いたかとおもいますが、無料っていっても、そういう制限があるんですね。

細かい数値はおいといて、CPUの使用率が100%になると、約2時間半で、0になります。

つまり、1時間で 60クレジット消費されます。 そしてクレジットが一ケタ(10以下)になると、CPUパワーが10%以下に絞られます。なので、全ての動作が重くなります

これが、AWSの無料枠が軽量の作業にしか向かない本当の理由なのです。

どうやって、CPUクレジットを回復させる?

では、クレジットが0になってしまったら、どうしたらいいのでしょう。

CPUクレジットは、CPUを使っていない状況にすると、1時間5クレジットづつ回復します。MAXの150クレジットに回復させるには、30時間近くかかります。なので、1日と少しの間、使わなければ、元に戻るのです。

なので、CPUクレジットが10以下になってしまったら、まず、開いているウィンドウ、ブラウザ、ソフトを終了、もしくは処理を停止(一時停止)して、CPU使用率が一桁台になることを確認して、リモートデスクトップを切りましょう。

あとは、1時間おきにCPUクレジットのグラフをみれば、クレジットが回復していくのがわかります。

結局、AWSの無料枠はつかえない? CPUクレジットの壁

なんだ、AWS無料枠つかえないじゃん。 そう思った方! それはちょっと違いますよ。そもそも無料なんですから、文句を言うのは筋違いです。

あくまで、無料というのは、有料で使ってもらう為の試用期間なのですから。

それを踏まえて使いましょう。 では、CPUクレジットとうまく付き合う方法を伝授します。

ネットサーフィンなんかでは、CPUクレジットはそれほど減りません。なので、問題となるのは、負荷の高いソフト。たとえば動画編集ソフトなどを動かしたりして、放置する場合です。 こういう用途に使いだすと、あっというまにクレジットが0になります。

そこで、ソフトで設定ができるのであれば、CPUへの負荷を50%に留めたり、一時停止するバッチファイルなどを組む事で、時間はかかっても夜中に作業を完了させるなどの工夫をする事です。

また、接続を切るときはブラウザを閉じるなどしておく事です。 「使ってない電気は切りましょう」っていうイメージですね。

最終手段。 CPUの制限を解除するオプション

どうしても、この作業を今晩中に終了させたい!という状況に陥った場合は、CPUの制限を解除することができます。但し利用料金がかかります。

CPU制限開放 T2/T3 Unlimited  

1時間あたり $0.0198(日本円で約2円)

おっと~。 この値段を見て、それなら良いかもって思いませんでしたか?

一時的な利用なら、とても安いのです。 ひと月つかっても約1500円です。

しかも、CPUがアイドル状態のときは、課金されませんから、実際にはこれよりも安くなります。

では、その方法をご紹介します。 とても簡単です。

CPUの制限を解除する手順

いつものインスタンスから、アクションボタンから、インスタンスの設定→ Change T2/T3 Unlimited を選びます。

確認画面で、Enable を選ぶと、CPUの制限が解除され、ずっと100%で使い続ける事ができるようにあなります。

CPU無制限を戻すには、同じ手順で、Disableを押します。

いまのCPUの制限状態を確認したい場合は、説明のタブから、T2/T3 Unlimitedの項目が、有効か無効かでわかります。

必要のない課金が続かないよう、使い終わったら、無効にもどしておきましょう。

仮想マシンに繋がらない。 リモートデスクトップが繋がらなくなった時。

昨日まで、つながっていたマシンに急につながって、あせることがあります。

これが大体起こるのは、 マシンをストップさせた時です。

仮想マシンの電源を切る方法は、コンソールから、アクションで、インスタンスの状態→停止です。

マシンが停止状態になれば、当然つながりません

そりゃそうだ。と思われたとおもいますが、本番はここからです。

インスタンスを起動しても、ひきつづき、接続ができません。 なぜでしょうか?

それは、仮想マシンのIPアドレスが変わってしまったからです。

なので、前回ダウンロードしたリモートデスクトップのショートカットはつかえなくなってしまいます。

リモートデスクトップのショートカット IPアドレスが変わったときの変更方法。

インスタンスを作成したときと同じ方法で、再びショートカットをダウンロードしてもよいですが、直接、ショートカットの設定を編集する方法もあります。

ショートカットを右クリックして、編集を選びます。

コンピュータの中に書いてある文字列を消して、IPだけを入力します。

IPは、2つ上の画像の右側の丸の中) そして、保存を押して、接続です。

これで、元通り自分のマシンに接続できます。

仮想マシンの一度停止するとIPが変わる。 但し、再起動では変わらない。

いかがでしたでしょうか。 疑問に思っていたことが解決しているとうれしいです。