自分の中の名作

大空への夢。人生を変えたアニメ 主題歌の歌詞に共感した。【ストラトス・フォー】 

人生で大切なことは、全てアニメから教わったシリーズ【その1】

(C)2003 スタジオファンタジア/「ストラトスフォー」製作委員会

 

自分が10代の頃は、アニメなんて見てるのは子供。なんて言われてきたが、いまではその状況は大きく異なったといえる。多くのスポーツのアスリートだって、さまざまなアニメに影響されたと公言している。だから、自分も包み隠さず、自分が共感したものを、紹介していきたい。なお、キャラの容姿や萌え要素などには特に言及しない。あくまで自分が影響を受けた部分を中心にかきます。

この作品を見たことない人が、「ちょっと見てみようかな?」と思えるように書きます。

この作品が、オススメと思う人
  • 天空の城ラピュタや紅の豚など、空を飛ぶ作品が好きな人。
  • 人生の目標を見つけられずに悩んでいる人

オープニング曲の1st Priorityに人生変えられた。

このプログのタイトルにもなっている、1st Priority

グーグル翻訳では、「1位」となるが、私の頭では、最優先(事項)と要約している。

自分の人生で、最優先な事ってなんだろう。それをやるないで、人生いいの?と思わせてくれたのは2005年だった。

歌詞の中に秘められた、衝撃を受けた1文。 他人の振り見て、我が振りなおせ!

私の中で、有言実行の人は大好きですが、有言無達成の人は嫌いです。夢を持つ事は自由ですが、他言するなら覚悟が必要です。夢を熱く語る人に出会ったとき、その夢を応援したいと思いますよね。私の周りにもそういう人がいました。でも、その人は、何ひとつ達成できずにいるのです。信用も失なっていき、明らかに友達も減っていました。

自分もそうは、ならないように気をつけていますが、1st Priorityの歌いだしには、このようにあります。

「誰にも負けない、想いだけならば募るし、になる、あこがれのままで」

この歌詞にある、「誰にも負けない想い」ってのは、誰でも抱くものです。

医者になりたいとか、歌手になりたいとか。職業の憧れは、大体の人が抱く事でしょう。

そんな、「誰にも負けない!」と思って自分の中に立てた誓いも、いつのまに廃れ、忘れて諦めた事は、このアニメを見るまで、いくつもありました。でも、その想いを他言していた場合、他人から見たら結局「嘘つき」に過ぎないと突きつけられたのです。

嘘って、言ったときに、すでに嘘の時と、結果的に嘘になるのと、2種類あるとおもいます。

前者の嘘は、悪意が感じられるし、謝罪すべき嘘です。

しかし、後者の嘘の場合はどうでしょう。

結果だけ見た友人から、「嘘じゃん」って言われたら、カッときて、「いや違うし!」と理由を説明しようとします。挫折に至った経緯は、自分しか知らないことかもしれないけど、客観的にみたら、やっぱり嘘と等しいんだなと。。

そう思ったとき、いままでの自分の行為がとても痛くて、かっこ悪いと心底思いました。高校生の頃ってそうですよね。 勢いでいろいろ夢語って。

だから、自分はこの時から、有言実行から、有言達成にする事にきめ、夢を語るときは、絶対に嘘にしない覚悟をもって、口にするようにした。

だから、この曲を聴くたびに、言った事があこがれのまま、「嘘」になってない?と自問自答し、誰に対しても胸をはれるような人生にしたいと思っている。

夢を語るだけの、 嘘つきになってませんか?

オープニングの雲を抜けるシーンは、先の見えない人生にみえる。

1st Priorityの曲にあいまって、オープニングのシーンにも影響を受ける。雲を抜けて、目の前に、綺麗な海に浮かぶ1つの島と、正面に飛行機が下りるための滑走路が広がる。

このシーンがいたく気に入りました。このアニメは近未来を設定にしたSFなのですが、設定は、沖縄の宮古島の隣にある下地島という島が舞台になります。正面に見える滑走路は、下地島空港です。

これを見た瞬間、これを生で見たいと思ったのが全ての始りです。多くの人は、飛行機の正面から見える景色を生で見ることは無いとおもいます。 9.11以前は、旅客機でも水平飛行のときは、コクピットを見せてもらえたりしました。私も、96年にマレーシア航空の747のコクピットに、駿河湾上空あたりで入れてもらった事を思い出します。

現在では大型機では無理ですが、離島に向かうような小型機では、コクピットと客席の仕切りが無く、座席から直接前方を見渡すことができます。 一般人が見ることができる前方の景色は、これが特等席ではないでしょうか?

飛行機が、雲の中に入ると、まったく視界が利かずに、目の前が真っ白になります。真っ白だけれども、高速で流れていく雲の中にいることはわかります。しかし、その雲を抜けた瞬間、目の前にパッと広がる景色を見たとき、ゾクゾクします。

車で霧の中につっこんだら、速度を落とさず進むことはできません。

高速で視界が開ける感覚は飛行機でしか味わえない感動です。これは、旅客機の客席の窓からでも雲を抜けたときに、パッと雲の上で青空が見えたときの感動と同じのように思うかもしれませんが、前方の景色というものを体感すると、全然意味が違ってきます。

雲の中って、五里夢中。 まるで先の見えない人生みたいなもののように感じます。混沌とした世の中、いまの自分、このままの方向性でいいの? そんな自問自答をしながら日々をすごしています。でも、目標に向かって真っ直ぐ、飛行機の機首をしっかり、コンパスの向きにあわせて、進んでいくと、パッと雲から抜けて、真正面に目的地が見えたとき、まさにそれは人生の成功と同じ。それを表現していると自分の中でリンクしたのです。

だから、私は雲の中をくぐって、抜ける瞬間が大好きです。でもそれをするには、飛行機に乗るしかありません。しかも、一番前のコクピットに。また、この下地島空港は、旅客用の空港ではありませんので、定期便がありません。ストラトス4のオープニングの景色を見ることのできるのは、現実において、コクピットに座る事のできた物にしか味わえない、特別なシーンなのです。

ATCが現実寄りでカッコいい。ちょっと真似したくなった

アニメってのは、幼稚に作られるといったら正しいのか、いろんなことが現実と違う。 この作品もかなり現実離れした設定が多々みられる。

しかし、ストラトス4の特徴の1つとして、航空管制用語が現実寄りなところが、作品のレベルを1つあげていると思う。

普通のアニメなら、「発進してください」とか、誰にでもわかり易い日本語のセリフにしちゃうところを、きちんと、

管制「wind 160 at 5 clear for take off runa way one seven」

パイロット「clear for take off runa way one seven」

といったシーンが多数ある。しかも、管制部分には字幕も入れてない。

私はこの時まで、航空無線という世界を知らなかった。それから、航空無線について調べると、最初は意味不明だった作品の中のセリフも理解すると本当に面白いし、なによりやり取りがかっこいい。

これも、景色同様、パイロットでなければ経験できない1つ。アニメの中のワンシーンかもしれなけど、実際にある世界に引き込まれる。

夢はかなえるもの。かなうもの。全部、自分で選べる人生って事を学んだ

というわけで、1度しかない人生。自分が見たいもの、聞きたいもの、感じたい事を、すべてやろうと思い、会社をやめてパイロットになった。

その話については、いつか書きます。

自分の手で掴んだ夢。run way 36へのアプローチ 脳内に1st priorityが流れる

 

余談・主人公、本庄美風役のCVは、かかずゆみさんです。 この当時、誰がドラえもんの静香ちゃん役に抜擢されると、思ったでしょうか。 大きな夢を掴んだ、かかずゆみさんの作品である事もポイントだとおもいます。